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亥の子
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2010/10/05(Tue)
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秋・・・私は季節の中でも一番好きかもしれません。
この季節に思いだすことがあります。。。 子供の子頃、季節をとおして子供町内会で行事がありました。 1年生から6年生までいつも楽しみにしていたこを覚えています。 春には新しく新一年生を迎える歓迎会、高学年になると少し年上気分が 目覚めてきます。 夏は夏休みにあるラジオ体操。。。番地ずつに何列もありその先頭に立つのは6年生の特権。 対面に向き体操のお手本を見せる。最後は体操カードにハンコを押すことが何故かとても 楽しかった。 そして夏休みの最後に日は袋詰めしたお菓子とアイス1本がもらえた。 冬にはクリスマス会、送迎会、とんど とたくさんの行事がありました。 秋。。。私が一番好きな行事でもあり一番記憶に残ってる”亥の子(いのこ)祭り” という行事がありました。 少し肌寒い朝、みんなお揃いのはっぴをきて近所の広場に集まります。 子供やおじちゃんおばちゃん、赤ちゃんも。色とりどりのおみこしや太鼓、 誘導笛の音、神様に感謝の意を表す笹の木。 その横でおむすびや煮炊きをしているおばあちゃん達も。。。 わいわい、がやがやと町内はお祭り一色に染まります。 私達子供は、そのおみこしを担ぐわけではなく、綱をドッジボールぐらいの 石にくくり そこから四方八方に20本ぐらいの縄が出ておりその縄を持ちみんなで 上下に動かし思いっきり力を出しながら ”い~のこ、いのこ 亥の子餅ついて 繁盛せい~繁盛せ~”と歌い、数回ほど 地面にたたきつけ、大きな穴凹が出来た家ほど繁盛し健康な年を迎えられるという この地域のお祭りなのです。 自分の家の地面には人一倍の力を出し、お金持ち風の家には力を出さず、、、 そんないやらしい下心さえあったことも覚えております(^^;)ハイ、、、 数十件ほど周り、私達はお腹をすかせ元の広場に帰り、 おばちゃん達が煮炊きし用意してくれていたおむすびやぜんざいをみんなで食べ 最後に袋詰めのお菓子をもらって帰るのです。。。 この季節、私の住んでる町内にも各家に綱と白い紙が配られます。 秋の空気を感じるとふと思いだします。 そして、楽しかったお祭り記憶から私に伝わったもの。。。それは 秋の空気匂い、肌寒さが心地よいと思うのは祭りに行く前のわくわく感に似ている。 家族でお祭りに行くことが楽しみなのは記憶にあった集う場所が楽しかったから。 息子達の友達が遊びに来ると時々、チョコ、ラムネ、クッキー、おせんべい、ガム。。。と 色んなお菓子袋詰めする私・・・ そんな自分も楽しいし、手渡した時、子供達の笑顔をみることも嬉しい^^ ぜんざい好きはここからきている暖かい味なのかも知れません。 季節に出逢ったたくさんの行事は私にとって今、とても大切な記憶と思い出になりました。 今では子供も少なくなったせいか、うちの家もそうですが習い事 ![]() 優先にしてしまう家庭も多く参加することもなくて・・・ (実は、、、うちの息子達も子供会に入会していません・・・ ![]() そしてどの町内事態も風流な行事も昔ほど賑わいを感じない気がします、、、 私がいうのもどうかと思ううけれど少し、寂しい気がしてきます。 この寂しい気持は、”息子達にも味あわせてあげたかったなあ~” と自分が楽しく思っていたことを伝えられなかったことから感じた思いだと 思います。 記憶を掘り起こしながら感じ、楽しかった感情を伝えていくことが今から 私に出来ることだと思います。 スポンサーサイト
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